ある日、お客様からこんな相談が…

木造戸建ての在来(タイル)浴室の浴槽とタイルの隙間から蟻がちょろちょろ出ているのでシロアリが発生しているのでは?との懸念からこの際だからユニットバスに新調して下さいとの依頼でした。
解体してみると…
在来(タイル)浴室を解体した所、木部(土台や窓台など)がシロアリと腐食によりグシャグシャ・スカスカになっていたのです。
お客様は解体後の土台、窓廻りの激しい腐食とシロアリ発生の現実を目の当たりにして
覚悟はしてはいましたが非常にびっくりしていました。
「こんなに凄いのか?!・・・」と(汗)
腐食した土台、窓台、間柱等、全て入れ替えた後、念入りにシロアリ消毒しました。
まとめ
築20年以上の在来(タイル)浴室のおおよそ10件中7件はこんな状態です。
タイルの浴室はタイルの目地から年月と共に少しずつ水が浸透するので、土台や窓廻りに湿気が溜まります。
湿気を含んだ木部はシロアリが大好きなので発生しやすいのではないでしょうか。