※本コラムは令和5年11月14日時点での公表内容に基づきます。
今後変更される可能性がございます。
はじめに
皆さんはリフォームを検討したことはありますか?
高いお金をかけてリフォームをするならば、少しでもお得にリフォームをしたいものですよね。
本コラムでは2024年度の補助金「子育てエコホーム支援事業」について概要を解説していきます。
リフォームにお悩みの方は、是非参考にしていただければと思います。
「子育てエコホーム支援事業」とは?
制度の目的
近年、エネルギー価格や物価高の影響が問題となっていますよね。
その影響を受けやすい子育て世帯や若者夫婦世帯による、高い省エネ性能を持つ新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修などに対して支援することにより、2050年カーボンニュートラルの実現を図ることを目的とした事業です。(国土交通省HPより抜粋)
※リフォームに関しては、「子育て世帯」「若者夫婦世帯」以外の方も申請可能です。
制度の対象
次の3つのタイプに補助がされます。
・注文住宅の新築
・新築分譲住宅の購入
・リフォーム
※なお、当社では「リフォーム」が対応可能となります。
以下、「リフォーム」について解説していきます。
制度の詳細
対象期間
令和5年11月2日(令和5年度経済対策閣議決定日)以降に工事に着手したものになります。
※申請には着工前に「工事請負契約」をかわす必要があります。
事業予算
本事業の予算は2,100億円となります。
補助額
各設備ごとに補助額が決まっており、実際に工事をした対象設備の金額の合計となります。
※合計金額が5万円未満の場合は申請出来ません。
補助上限
以下の表のとおり、上限金額が設けられています。
通常のリフォームの場合は下記赤字の1又は2となります。
なお、「子育て世帯」または「若者夫婦世帯」の定義は以下となります。
補助対象設備
※当社で主に申請実績のある設備を載せています。
※設備の型番が補助対象として登録されている必要があります。型番は今後開設される事務局HPで公表される予定です。
必須工事
申請には以下に該当するリフォーム工事を含んでいる必要があります。
その他の工事
必須工事を行った場合に補助対象になる工事です。
補助金額シミュレーション
対象品番を選んだ場合、実際に考えられる組み合わせをシミュレーションしてみました。
浴室リフォーム
キッチンリフォーム
「子育てエコホーム支援事業」の注意点
事業予算がある
ほかの補助金にも言えることですが、補助金事業には事業予算があります。
予算が尽きてしまったらその時点で終了となってしまいますので、注意が必要です。
特に予算上限が近づいている時期に工事をされるお客様は、申請が間に合わない可能性があることも念頭に入れておきましょう。
(ちなみに前年度補助金「こどもエコすまい支援事業」の時は、事業HPで予算の割合が随時更新されていました)
他の補助金との併用は基本的に不可能
「子育てエコホーム支援事業」に申請する場合、同じ工事請負契約で国が行う他の補助制度との併用はできません。
市区町村など自治体が実施している補助金には、役所へ併用ができるかを尋ねてみましょう。
すぐに補助金がもらえるわけではない
申請は完工後にリフォーム会社が行います。
また、審査にも時間がかかります。
当社の場合、前補助金「こどもエコすまい支援事業」の際は平均1か月~1か月半、長いお客様では4か月程度かかったお客様もいらっしゃいます。
なお、補助金は一度リフォーム会社(登録事業者)に振り込まれ、そのあとお客様に還元される形になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
補助金制度はとても魅力的ですよね。
是非この機会にリフォームをご検討してみてはいかがでしょうか?
もちろんグローアップでも申請は可能ですので、気になる方はお気軽にお問い合わせください!